学級だよりについて4

学校現場では、毎日何かしらの出来事があり、何もない日はほとんどありません。私は普段から、カメラを持ち歩き子供たちの活動の様子を写真に収めています。「頑張っているなあ」「いつもと違う様子だ」「成長したなあ」「これは記念になる」など、いろいろな思いを持ちつつカメラを向けます。低学年だと目線をこっちに向けてポーズしたりしますし、高学年だと気にせず自分のことを続けるか、明確に拒否します。拒否された場合はもちろん無理には写真を取りません。

 いずれにせよ、家の人が見られない子供の様子をカメラに収めるようにしています。

 しかし、そうした情報も学級便りなどの形にしないと伝えられません。のんびりしていると情報が古くなってしまいます。個人的な所感ですが、情報はナマモノで、消費期限があると考えています。

 そのため、できるだけ素早く出すための工夫が必要になります。そのための工夫は以下の2点です。

① あらかじめ学級だよりの文面を考えておき、後で加筆修正加筆修正して発行する。

② 学級だよりの型を決めておく。

②については、大きく2つほどの型を私は用意しています。

  1 文章(400字程度)+写真(6枚)

  2 文章(200字程度)+表or図+写真

 表や図では席位置、学習グループ、係活動グループ分け、時間割などの情報を載せています。

 決まった型があると、文や写真などの位置の調整をしなくて済むのでかなりの時短になります。私の場合は一枚作るのにかかる時間は30ほどです。(勤務時間的に考えると結構負担ですが)

 もう少し記事内容減らしたり、写真のレイアウトによってはもっと時短できるかもしれません。図形も使い方によっては見やすくなりますし、記事をコンパクトにしてくれます。これらは、あくまでも一例です。

学級だよりの型1

学級だよりの型2